WEBプッシュ通知をマーケティングに活用するには?

2023年春、iOSでもWEBプッシュが利用できるようになったこともあり、最近何かと話題の「WEBプッシュ通知」ですが、マーケティング利用するにはどんな使い方がよいでしょう?

そもそもWEBプッシュは認知度が低いため、マーケティング利用の選択肢になることは少ないのが事実です。そこで今回はWEBプッシュ通知をマーケティングツールとして活用する方法について見つめ直してみましょう。

WEBプッシュ通知をおさらい

WEBプッシュ通知とは、一般的なWEBサイトからパソコンやスマートフォンへ、直接プッシュ通知を送ることができる機能です。プッシュ通知は、スマートフォンのロック画面などにメッセージを通知する機能を指します。普段からなじみあるのはLINEなどメッセージアプリからの通知ですね。これをスマホアプリなしで実現できるのがWEBプッシュ通知というわけですね。

  • WEBプッシュ通知:WEBブラウザから情報を通知する仕組み
  • プッシュ通知:スマートフォンアプリから情報を通知する仕組み

WEBプッシュ通知とプッシュ通知は、以上のように分類することが可能です。WEBプッシュ通知(パソコン&スマートフォン)の方が、プッシュ通知(スマートフォン限定)に比べて、より多くの媒体に情報を伝達することが可能になると言えるでしょう。

つまり、WEBプッシュ通知を利用すれば、アプリ要らずで既存のWEBサイトからプッシュ通知でコンテンツを発信できるわけです。

マーケティングの幅が広がること間違いなしです。通知を受け取る仕組みについては以下をご参考ください。WEBプッシュの特徴を踏まえて、自社のマーケティング活動に取り入れてみましょう。

WEBプッシュ通知のメリット

WEBプッシュをマーケティング利用するためには、WEBプッシュのメリットを把握する必要がありますね。どんなメリットがあるのかそれぞれ見てみましょう。

PV数の向上

WEBプッシュ通知によりサイトPV数が上がります。

WEBプッシュはURLを忍ばせてユーザーに届けるため、反応したユーザーを指定のWEBサイトへ誘導させることができます。マーケティング的な視点で見ると、何度も同じページに誘導する単純接触効果を狙うこと、あるいはバリエーション豊かにさまざまなページに誘導することでユーザーを飽きさせることなくエンゲージメントを高めることを期待できます。

ダイレクトマーケティングが可能

  • サービスや商品に興味があるものの、内容は詳しく知らない
  • サービスや商品の方向性に興味があるので、新しい情報がリリースされたら知りたい

WEBプッシュ通知なら、ダイレクトマーケティングが可能です。ユーザーとの直接的なコミュニケーションが可能なため、反応や反響を狙った事業者主導のマーケティングとして重宝したいところですね。

スマホのロック画面にメッセージを表示させることができること自体がメリットであり、特別なマーケティング手法と選っても過言ではないと思います。

ユーザーの心理的抵抗感が少ない

サービス登録に当たって個人情報を入力する必要がある場合、無意識に身構えるユーザーは少なくありません。WEBプッシュ通知は、ブラウザ上で「通知を許可」するだけで簡単に導入できます。

また、プッシュ通知が届く見た目についても、LINEなどと同じなので、なじみあるメッセージとしてノイズ感はほとんどないと言ってよいでしょう。興味があればクリックするし、そうでなければクリックしないだけなので、ユーザーの心理的抵抗感は少ない傾向があります。

もちろん、1日に10通以上送ったり連続して配信するのはノイズになるため避けた方が良いです。この尺度はユーザー、WEBサイト、配信するコンテンツによって異なるため、適切な配信頻度を探りながらマーケティングに活用しましょう。

WEBプッシュ通知におけるマーケティング利用法

クーポン・キャンペーン・タイムセールの配信

お得なクーポンやキャンペーンに関するをWEBプッシュ通知と相性抜群です。

ECサイトなどが代表的ですが、通知許可をしているユーザー=通知が届くことを期待しているユーザーが一定数います。クーポンやキャンペーン情報をWEBプッシュでユーザーに送り届けることでキャンペーンの効果を最大限まで高めることができます。ユーザーにとってもメリットのある情報なので喜んでもらえますね。

まさに、マーケティング利用として上手な使い方ではないでしょうか?

限定的なコンテンツ配信

WEBプッシュは仕組み上、リピーターが多くなる傾向があります。つまり、自社のサービスや商品を知っている・使ったことがある・購入したことがあるユーザーが多いです。

エンゲージメントが発生しているユーザーに対して、限定的な配信をすることも既存客へリテンション効果を期待できます。ユーザーにとっては特別感を得られるので、よりエンゲージメントも高まります。

WEBプッシュ通知のシナジー

TVCMで見たことがある商品やサービスがプッシュ通知で届いたら思わずクリックするユーザーは一定数いるのではないでしょうか。このようにWEBプッシュ通知だけではなく、その他のマーケティング手法と掛け合わせることでシナジーを生みだす活用方法です。

電車広告、WEB広告、メールマガジンなど、さまざまなマーケティング手法と掛け算することで、単純接触効果を得られ、トータル的な成果を目指すことができます。これぞマーケティングを考えるうえでの理想的な形といえますね。

まとめ

いかがでしたか?WEBプッシュ通知をマーケティング利用するヒントを得ることはできましたか?自社のサービスや商品など、サイト運営の目的に合わせてWEBプッシュをマーケティング手法の一つに加えてみましょう。

この学びを生かして、実際に自社サイトに導入するにはシグニティにお任せください。WEBプッシュ通知業界を牽引する「PUSH ONE」を提供しています。

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