カタカナや専門用語が多く飛び交うWEBマーケティングの世界。
似たような言葉も数々存在します。
例えば「リタゲ」と「リマケ」
「聞いたことはあるけど違いは上手く伝えられない・・・」
なんて方も多いのではないでしょうか?
今回は両者の違いや向き不向きまでわかりやすく解説していきます。
リターゲティングとリマーケティングの違い
結論から言うと「リタゲ」と「リマケ」の持つ意味はほぼ同じに等しいです。
どちらも「追従型広告」という、ユーザーが閲覧したコンテンツに関する広告が別のサイトでも表示される仕組みの広告手法です。
例えば・・・
Aさんは〇〇サイトを閲覧し、商品は買わずにサイトを離れました。
その後、閲覧した別の△△サイトに先ほどの〇〇サイトの広告が表示されました。
これがリタゲ、リマケです。
では、なぜ意味に違いはほぼないのに言葉の表現は異なるのか?
それは「運営元の違い」です。
- リターゲティングの運営元⇒Yahooリスティング
- リマーケティングの運営元⇒Googleアドワーズ
この違いにより言葉の表現が変わっていますが、意味はほぼ同じということを押さえておけば問題はありません。
(以下、リタゲという言葉で説明していきます。)
リターゲティングはどんな手法
先ほど両者の違いを説明し、どんな広告手法なのか例を用いて解説しました。
もう少し詳しく見ていきましょう。
リターゲティングの目的は?
リタゲは「ユーザーの購買行動にアプローチし、サイトへの再訪問とコンバージョンを促す」ことを目的とした広告手法です。
先ほどの例で考えてみましょう。
『Aさんは〇〇サイトを閲覧していましたが商品は買わずにサイトを離れました。
その後、閲覧した別の△△サイトに先ほどの〇〇サイトの広告が表示されました。』
結果としてAさんは商品の購入には至らず、サイトを離れてしまいました。
「他社商品と比較したい」「また後で見よう」
などの理由によりサイトから離脱する人は多くいますが、何かしらの興味や目的を持ったため訪問しています。
一度もサイトに訪れていない人とAさんのコンバージョン率を比べたらどちらの方が高いでしょう?
Aさんの方が高いと言えます。
そのためコンバージョン率が高い層にアプローチができる手法として人気があります。
リターゲティングのリスク
一方でリスク面も押さえておきましょう。
大きなリスクとしては「ネガティブな印象をユーザーに与えてしまうこと」があげられます。
リタゲの仕組みは言い方を変えると「自社サイトに訪れたユーザーを追跡すること」です。
自動の仕組みにより広告の貼られているサイトであれば、どのサイトでも表示されます。
そのためユーザーは何度も目にする可能性があり、「しつこい」と感じてしまうかもしれません。
リターゲティングはやるべき?
リスクについて説明しましたが、やるべきか否か・・・が企業様の重要なポイントとなります。
リタゲはやるべきだとはっきりと言えます!
リターゲティングをやる理由
それは、費用対効果が高い広告手法だからです。
リタゲは他の広告に比べてクリック単価が低く、広告費用を抑えることができます。
さらに、自社サイトに訪れたコンバージョン率の高いユーザーへのアプローチが可能です。
そのため費用対効果を高めることができます。
リターゲティングに向かない業界は?
有効的なリタゲですが、基本的に「toB向けサービス業界」には向いていないと言われています。
理由としては下記があげられます。
- toC向けサービス業界と比べユーザー数が少ない
- toCと違い、購入までに複数人が介し、検討期間が長い
サイトに訪れた人だけにリタゲを行っても、購入を複数人で決めるとなるとコンバージョン率が高いとは言いがたくなります。
まとめ
今回はリタゲとリマケの違いや向いていない業界などを説明してきました。
リタゲとリマケの違いは運営元にあり、目的は「ユーザーの購買行動にアプローチし、サイトへの再訪問とコンバージョンを促すこと」です。
リタゲは費用対効果が高い一方でネガティブな印象を与えてしまうデメリットも存在します。
人気のあるリタゲはtoB向けサービス業界には向かないとお伝えしましたが、WEB広告の手法やサービスは様々あります。
中でもWEBプッシュ通知の「PUSH ONE」がおすすめです。
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自動セグメント配信が可能で、アプローチに対するコンバージョン率がより期待できます。
様々な手法を活用して、意味のある広告運用を目指していきましょう!