WEBプッシュ通知をご存知でしょうか?
まず、一般的にプッシュ通知と呼ばれるものは、アプリ上の新着情報や更新情報などをスマホやPCのロック画面等に表示する事を言います。
LINEの通知などをイメージして頂ければ分かりやすいでしょうか?
そのプッシュ通知を、アプリを介さずにWEBブラウザ上から送ることができるサービスがWEBプッシュ通知です。
プッシュ通知をユーザーに届ける為のあらゆるハードルを撤廃したユーザビリティの高いサービスです。
WEBプッシュ通知はそのユーザビリティの高さから、導入をしている企業は年々増加しております。
この記事では、そのWEBプッシュ通知のユーザビリティに触れながらメリットを紹介し、同時に考え得るネガティヴな影響まで解説致します。
こちらを参考にWEBプッシュ通知の導入を検討されてみてはいかがでしょうか?
では早速まいりましょう。
WEBプッシュ通知におけるユーザビリティ
WEBプッシュ通知の機能面におけるユーザーメリット
WEBプッシュ通知のユーザビリティを高くするユーザーメリットは数多くあります。
ユーザビリティを高めている要素は主に以下の3つです。
スマホのロック画面に表示
WEBプッシュ通知も一般的なプッシュ通知と同様にスマホのロック画面に表示することが可能です。
ユーザーにとってメリットのある情報を逃さずにキャッチできます。
ユーザーも届いた情報を選択できるため、WEBプッシュ通知はユーザビリティの高い機能であるといえます。
ワンクリックでWEBサイトへアクセス可能
通知されたリンクをタップするだけで、WEBサイトへアクセスできるので、ユーザーがブラウザを起動し検索をする手間を省きます。
サービスへの興味関心から利用までの距離が短くシンプルな方が、ユーザーの利用率は圧倒的に高くなります。
ユーザーは得たい情報を検索したりする手間を省けるので、ユーザビリティが高いと言えます。
アプリダウンロードの必要がない
先程ご説明したようにWEBプッシュ通知は、WEBサイトのブラウザ上から通知を送るので従来のようにアプリを介する必要がありません。
ユーザーは専用のアプリをダウンロードせずに得たい情報にアクセスすることができます。端末の容量を気にする必要もなくなりますし、個人情報の入力や会員登録などの煩わしさからも解放されます。
そういった理由から、WEBプッシュ通知はユーザビリティが高いとされます。
プッシュ通知の大きなハードルとも言える専用アプリの有無を考える必要がなくなるのです。
通知を許可するユーザー層とは?
これらのメリットを持つWEBプッシュ通知ですが、ユーザーに届けるためには、ユーザー自身が一度WEBサイトを訪問し「WEBプッシュ通知を許可」というダイアログボックスをクリックする必要があります。
ブラウザ上でワンクリックするだけで有益な情報が手に入る点もWEBプッシュ通知のユーザビリティの一つでしょう。
主なユーザー層としては、そのサービスに既に興味関心が強い方が多くなる傾向にあります。
既に関心度が高いユーザー達なので、CV(購入や契約)に結びつく割合が飛躍的に向上します。
メルマガの開封率に対し、WEBプッシュ通知からのサイト訪問率は10倍も大きいというデータもあります。
WEBプッシュ通知の導入によるユーザーへのネガティブな影響
これまでユーザービリティの高さを解説してきましたが、考えられるネガティブな影響も合わせて理解しましょう。
ノイズとみなされるリスク
ユーザーにとって得たい情報、企業側にとっても周知したい情報であるのに、ノイズとみなされてしまい、ユーザビリティを阻害するリスクがあります。以下、2つのケースなどが考えられます。
通知を送りすぎるケース
通知が1日に何件も入ってきて、通知音やバイブレーションが止まらない。
こんな状況は誰しも煩わしいですよね。
適切な通知頻度で高いユーザビリティを保つことが肝要です。
通知する情報の有益性が低いケース
通知の頻度が適切だとしても、その情報の有益性が低ければユーザーにとってストレスになります。ユーザーにとっても企業にとっても価値のある情報の提供がユーザビリティを担保します。
WEBサイトへの信頼度に影響する
WEBプッシュ通知は現状認知度はまだ低く、個人情報やプライバシーへの悪影響を警戒するユーザーもいるため、WEBサイトへの信頼を失うリスクがあります。
しかしながら、WEBプッシュは個人情報に紐づく機能を有していないのでそれらは事実ではありません。
ユーザビリティを阻害する要因であるので、WEBプッシュ通知の知見を広める必要性があります。
まとめ
WEBプッシュ通知は従来のプッシュ通知と違い、アプリを必要とせず、ブラウザ上で完結するマーケティングサービスです。
そのユーザビリティの高さから、顧客の獲得を見込めます。
しかし、利便性が高い反面、それが裏目に出てネガティブな印象を流布しユーザビリティを損ねてしまう可能性もあります。
ユーザーにとっても企業側にとっても適切で的確なバランスでWEBプッシュ通知を導入し、事業の拡大を計りましょう!