OnetoOneマーケティングが重要な時代に
今回は、いくつかマーケティングに関する内容のお話しです。
まずビジネスの入り口となる集客ですが、
すべてのビジネスは売り手と買い手(お客)で構成されます。
お客を集めると書いて集客ですが
お客と言っても、商品・サービスを買ってくれそうな人(見込み客)を集めることです。
商品・サービスを買ってくれそうな人、
それは、その商品・サービスに興味を持ってくれる人です。
人は潜在的にいろいろな興味を持っています。
それは、個人から法人に至るまで、ありとあらゆる活動の中に潜んでいると言えるでしょう。
そしてそれらの興味に訴えかけ購買を刺激するのが販促活動であり、広告です。
今の時代、広告は身の回りに氾濫しています。
朝起きるとテレビ、ラジオ、新聞、通勤中は電車の中刷り、駅の看板、
そして、スマホやパソコンに表示される広告。
広告は、売り手から買い手へのメッセージです。
しかし、興味のない商品・サービスの広告は、邪魔なものでしかありません。
そんな情報要らないし・・・ってなりますよね。
当然人の興味は人それぞれですが、
テレビをはじめとするマスメディアは広告を人ごとに出しわけることはできないので、
マスに出される広告はより大衆を意識したものになります。
しかし、インターネットが出てきてから、
より消費者の興味に合わせて出しわけることができるターゲティング広告が
行える環境が整ってきました。
特にスマホは一人1台の時代。1人1人にあった情報を提供するのに最適なツールと言えるでしょう。
OnetoOneマーケティングとは
(参考)https://ja.wikipedia.org/wiki/ワントゥワンマーケティング
OnetoOneマーケティングの究極は御用聞き!?
サザエさんを見ているとたまに登場するレアキャラのサブちゃんがいます。
彼は、三河屋の配達要員かつ御用聞きとして働いているわけですが、
それぞれの家庭で必要がないかを聞きつつ、
きっとそろそろお酒や調味料が切れかけるタイミングを見計らって、
そろそろお醤油は大丈夫ですか?なんて提案もしてきます。
それこそプッシュ営業ですね。
プッシュではそれとなく提案する塩梅が重要になります。
あまり押しつけがましいと受け取る側もちょっと引いてしまいます。
そこで、やはり重要になるのが、人の興味や関心、欲求といった情報です。
御用聞きでは、相手のことや家族のことをよく理解したうえで、
その人に見合った商品や価値をお薦めするという関係をつくるのです。
人の興味や関心、欲求に関する情報はプライバシー的な内容と紙一重ともいえますが、
これからのOneToOneマーケティングではより一層重要になってくると言えるでしょう。
コンシェルジェという言葉もだいぶ前から流行っていますが、
AIの進歩が著しい昨今においては、バーチャルな御用聞きがOneToOneマーケティングの行きつくところなのもしれません。
とはいえ、AIを操るのも最後は人の手。
最近では、弊社のCOINs(https://webpush.jp/)をはじめとしたブラウザプッシュの利用も増えていますが、
見込み客にお勧めするプッシュ通知も、そんな御用聞きのサブちゃんになった気持ちで行うといいのかもしれませんね。