プッシュ通知のROIとは?

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ROIってなんだ

ROIとはreturn on investmentの略です。投資に対しての利益を指しますが、経営的な指標でよく耳にしますが、Webでは広告投下したが一体いくら儲かったのかみたいな感じですね。

メディアなど広告主体のWebサイトでは集客に対して広告がどれだけクリックされて広告売上が上がったかといった感じであったり、ECサイトでは集客コストに対して売上がいくら出たかとかで良く使われます。

プッシュ通知のROIをどう考えるか?

プッシュ通知でのROIに関して考え方は様々ありますが、個人的には下記の考えがフィットします。

WEBサイトでのROIの考え方

Webマーケティング担当者が様々施策を打つ中で最終的に集客し得られた広告売上を総PVで割り込むとおおよその1PVの収益が出ますよね。このPV当たりの売上をベースに集客コストが高いのかどうかを判断するのが良さそうに思います。

例えば、PVあたり0.3円売上のあるサイトがあるとします。

このサイトでSEOやリタゲなど様々な集客施策を行い1ユーザーを集客するのに0.5円かかりましたという場合、「0.5円-0.3円=-0.2円・・・なんだ集客ミスってるじゃん!」と考えがちですが、1ユーザーが数ページ例えば4ページ見る場合は、0.5円÷4PV=0.125円/PVとなり、結果+1.75円となり集客いい感じとなります。

プッシュ通知で集客した場合のROI

プッシュ通知経由で集客したユーザーが何ページを見たかを考えてプッシュ通知の費用を割り込み計算することが必要です。
プッシュ通知を受けるユーザー自体はライトユーザーでありながらも、ある程度そのサイトに対して好感を持つユーザーが多いため、1ユーザーあたりのPVは他のユーザーより良くなる傾向があります。

ちなみに弊社プッシュ通知サービスのCOINsではこの計算を行うため、GA(Googleアナリティクス)で解析可能なutmパラメーターを使ったリンク先をプッシュ通知の時に設定して1アクセス当たりの平均的なPVを計測するようサポートしています。

具体的な計算はこんな感じです。たぶん

情報系メディアで・・・
・毎日3件程送信し月間で100件の配信
・クリック数(アクセス数)は200万件
・1アクセスあたり平均3PV
→総PV数は600万PV程になります。
この総PV数でプッシュ通知の費用を割り込み1PV当たりの集客費用が分かります。
この集客費用が売上とマッチしているかどうかで、ROI的にどうかを判断することが可能です。

という感じで記載しましたが、サイト運営には様々なシステムや人員といったリソースが掛かりますので、一概に上記の計算が当てはまるとは思いませんがご参考に頂ければと思います。

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